シュトルーヴェの測地弧は、ドイツ出身のロシア人天文学者、フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが中心となって、19世紀前半に子午線弧長の三角測量のために設置した三角点群です。これらの観測群は、地球の大きさを測る事に大きく貢献し、北はノルウェーの北極海に面するハンメルフェストから南端のウクライナの黒海近くのスタラ・ネクラシウカまで約2,800kmに渡り合計10ヶ国34か所が2005年にユネスコの世界遺産に登録されました。その内、ウクライナでは4か所が登録されています。
スタラ・ネクラシウカ近郊のオデッサは、一年を通して比較的天候に恵まれており、冬も厳しい寒さとはならず、ウクライナの中では温暖な気候と言えます。気候区分としては、大陸性気候で、夏は気温が上がっても乾燥しているため過ごしやすいです。最も寒い1月の平均気温は-3.5度です。7月の平均気温は22 度と快適です。オデッサ観光のベストシーズンは、5~9月でこの期間はビーチで泳ぐことができます。
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◆スタラ・ネクラシウカの観測点
【オデッサ国際空港からオデッサ】
<バスを利用>
117番バスが空港から市内中心部まで運行
所要時間:約1時間
料金:5UAH
<トロリーバスを利用>
14番バスがオデッサ鉄道駅まで運行
所要時間:約35分
料金:3UAH
【オデッサからのアクセス】
<車を利用>
所要時間:4.5~5時間
(2017年1月現在)