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ノルウェー

スヴァールバル諸島

(Svalbard Islands)

概要

スヴァールバル諸島は、ノルウェー本土と北極の間の北緯78°に位置しており、人が住む場所としては、世界最北のエリアの一つと言われています。スヴァールバル諸島から北極まではわずか1300kmほどで、唯一の有人島であるスピッツベルゲン島以外は、不毛の島々となっています。ノルウェー領の一部でありながら、スヴァールバル条約加盟国の国民は自由に移住、経済活動を営むことができる世界でも珍しい土地。氷河トレッキングや北極クルージング、オーロラ鑑賞など北極圏の大自然を肌で感じることができます。


見所ポイント

スヴァールバル諸島とは?
流氷が浮かぶスヴァールバル諸島のフィヨルド

スヴァールバル諸島は、12世紀にヴァイキングによって既に発見されていたと考えられていますが、本格的に島の存在が知られるようになったのは、大航海時代の16世紀末~17世紀にかけてのことです。当時イギリスやオランダは、北回りの北東航路で探検隊を出していました。その時にオランダの探検隊がスピッツベルゲン島に上陸し、やがて北極海に生息するクジラの捕鯨の拠点を置くようになりました。
その後、19世紀に鉱物資源が発見されると20世紀にはイギリスやアメリカなどの会社が進出し、島の開発が進みました。スヴァールバル諸島は、ノルウェー領であるにも関わらず、長い間実効支配はされていませんでしたが、定住者が誕生したため、法整備が必要となり、1920年にスヴァールバル条約が締結されました。この条約はノルウェーの領有権を認める一方で、ノルウェーの法律を適用せず、条約加盟国の国民は自由に経済活動や滞在ができるという内容です。つまり条約加盟国の国民は、ビザなしで好きなだけスヴァールバル諸島に滞在でき、事業を営むことが認められているのです。2017年現在で加盟国は46ヶ国に及び、日本も加盟国に含まれています。島民およそ2600人の内、ノルウェー人が多くを占め、次いでロシア人、残りが諸外国の人々で構成されています。炭鉱で働く労働者の他には、研究所の職員が多く、その他観光業や漁業に従事する人々などが暮らしています。基本的には仕事で派遣されて移住する人がほとんどで、島民の4分の1の人々が毎年入れ替わっています。

地球の北の果てに存在する不思議な島
スヴァールバル諸島の空を彩るオーロラ

スヴァールバルとは、「冷たい海岸」と言う意味を持ち、スヴァールバル諸島の3分の2は永久凍土という厳しい自然環境です。10月~1月頃のポーラーナイト(極夜)には、1日中太陽が昇ることはなく、気象条件さえ整えば昼夜を問わずオーロラを見ることができます。その後、夜明け前のような青白い光が差す時期を経て、やがて太陽がスヴァールバルに戻ってきます。最も過ごしやすいのは夏ですが、冬でもオーロラ観測やスノーアクティビティが楽しめるため1年を通して観光客が訪れています。
スヴァールバル諸島へは、オスロとトロムソからスピッツベルゲン島に通年で定期航空便が就航しています。スヴァールバルは、ノルウェー領でありながら、ノルウェーの法律を適用されない特殊なエリアのため、ノルウェー本土から飛行機に乗る際は国際線扱いとなり、パスポートに出国のスタンプを押されます。しかし島に到着する際は、入国手続きは一切ありません。そのため島に滞在中は、パスポート上ではノルウェーのみならず地球上のどの国にも属していないという空白の期間となり、様々なルールの中で暮らす現代人にとっては不思議な感覚かもしれません。

スヴァールバル諸島の観光拠点「ロングイェールビーン」
ロングイェールビーンの街並み

スヴァールバル諸島の中で唯一の有人島であるスピッツベルゲン島の最大の町がロングイェールビーンです。人口約2000人のロングイェールビーンは、かつては炭鉱の町として発展した企業城下町でしたが、20世紀後半のエネルギー革命のあおりを受けて炭鉱事業は縮小し、現在は観光業や研究分野に重点が置かれています。町には、レストランやカフェ、ホテル、観光案内所や博物館、スーパーマーケットなどの施設がひと通り揃っています。また、北極クルーズ客船の寄港地にもなっているため、船が到着すると町は多くの観光客で賑わいます。ロングイェールビーン周辺でも野生のトナカイやキツネ、野鳥などが頻繁に見られ、運が良ければ海岸に白イルカが姿を見せることもあります。スヴァールバル諸島には、ホッキョクグマが生息しており、ロングイェールビーンの町から離れる場合は、猟銃を携行するか、猟銃を持ったガイドと同行することが義務付けられています。これは、ホッキョクグマから人間の身を守るためでもありますが、同時に希少種であるホッキョクグマの命を守るためでもあります。

北極圏の大自然を体感するスヴァールバルの観光
流氷の上を歩くホッキョクグマ

森林限界点を超えたスヴァールバルでは、険しい雪山に氷河、荒涼とした大地が続き、人を寄せ付けない最北の果ての幻想的な世界が広がっています。草木を見ることはほとんどできませんが、それでも夏になると大地には生命力に溢れた草花が咲き誇ります。スヴァールバル諸島では、氷河トレッキングやスノーモービル・サファリ、スキー、犬ぞり、炭鉱跡の探検、クルーズ、オーロラ鑑賞など1年を通して様々なツアーが催行されています。スピッツベルゲン島の集落は、ロングイェールビーン以外には、ロシア人が多く暮らすバレンツブルグ、各国の極地研究所が置かれているニーオーレスンがあります。これらの町は、ロングイェールビーンからの道路は通じておらず、航空便か船でのアクセスとなります。観光クルーズでは、これらの町やかつて炭鉱街で現在はゴーストタウンと化したピラミデンやグルマントを訪れるツアーもあります。バレンツブルグ、ピラミデンやグルマントは、ロシア人集落で、旧ソ連時代の面影を今でも色濃く残しています。また、クルーズではボートで氷河の間近まで近づき、夏には氷が海に崩れ落ちる様子が見られたり、流氷の上で寛ぐアザラシ、ホッキョクグマ、野鳥など野生動物の姿が見られることもあり、北極圏のダイナミックな自然を肌で感じられます。

ベストシーズン

スヴァールバル諸島の観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の7月~8月です。高緯度のわりに温暖な気候ですが、夏でも平均最高気温は7℃程度なので十分な防寒対策が必要となります。


  • 現地
  • オスロ
  • ベルゲン
  • フロム
  • トロムソ
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  • 緯度・経度:78.2146, 15.7677
  • 住所:Unnamed Road, Svalbard and Jan Mayen
首都
オスロ
面積
323,802 (km2)
人口
525万人 2016年
言語
ノルウェー語
公用語
ノルウェー語
通貨名
ノルウェー・クローネ ※本サイトではNOKと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telenor、Telia、Ice.net
最寄り空港からのアクセス方法

【スヴァールバル空港からのアクセス】
<空港バス>
ロングイェールビーンまで運行
所要時間:約5分
料金:(大人)75NOK(学生)50NOK
(子ども)25NOK


参考サイト:svalbardbuss.no
(2018年3月現在)


最寄り空港詳細

  • スヴァールバル空港 (LYR)