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エストニア

タリン

(Tallinn)

概要

フィンランド湾に面したエストニアの首都タリン。中世の時代には、ハンザ同盟都市としてバルト海の交易で繁栄しました。トームペア城のある丘とその麓に広がる旧市街は、中世の時代に建てられた歴史的建造物や街並みが良好な状態で保存されており、「タリン歴史地区」としてユネスコの世界遺産に指定されています。主な見どころは、旧市街に多く集まっていますが、バロック様式の優美な宮殿があるカドリオルグ公園、若者の流行の発信地となっているカラマヤ地区、エストニア各地の伝統建築が移築されたエストニア野外博物館などタリンには魅力溢れるスポットが点在しています。


見所ポイント

タリン旧市街の観光拠点ラエコヤ広場
旧市庁舎とラエコヤ広場

タリンの旧市街の中心に位置するラエコヤ(市庁舎)広場は、旧市街の観光の拠点となる場所です。広場の南側に建つゴシック様式の旧市庁舎は、15世紀に建設されたもので、北欧最古のゴシック様式の市庁舎と言われています。現在は、イベント会場や迎賓館として使用されており、夏季は博物館として内部が一般公開されています。高さ64mの塔の先端にはタリンのシンボルとして市民に親しまれている伝説の「トーマスじいさん」の像が設置されています。

広場を囲うように建ち並ぶカラフルな建物は、15世紀から17世紀頃に建てられたドイツ商人たちの商館で、現在はレストランやショップとして利用されています。ラエコヤ広場では、1年を通してコンサートやマーケットなど様々なイベントが開かれています。クリスマスシーズンになると、巨大なクリスマスツリーが登場します。ラエコヤ広場にクリスマスツリーが最初に置かれたのは、1441年まで遡り、一説には世界で初めて公共の場に登場したクリスマスツリーと言われています。またこの時期は、広場でクリスマスマーケットが開かれ、イルミネーションが煌めく華やかな雰囲気を味わえます。

タリンの町を見守ってきたトームペアの丘
歴史的建造物が建ち並ぶトームペアの丘

タリンの旧市街は、貴族や官僚が暮らしていた丘の上と商人や職人が築いた丘の麓の下町の2つのエリアからなっています。丘の上は、トームペア(聖堂の丘という意味)と呼ばれ、13世紀にデンマーク王がこの地を征服した後に、丘の上に教会(聖母マリア大聖堂)が建てられたことが由来となっています。

タリンの象徴となっているトームペア城は、13世紀の創建以来、歴代の支配者の拠点として利用されてきました。南西の角にある高さ約46mの「のっぽのヘルマン」と呼ばれる塔は、各時代の支配者の旗が掲げられてきた塔で、現在はエストニアの国旗が掲げられています。トームペア城は、現在はエストニアの国会議事堂として使用されており、内部は、ガイドツアーでのみ見学することができます。トームペア城の向かいには、ロシア帝国の支配下にあった1900年に皇帝アレクサンドル3世の命で建てられた玉ねぎ型のドームを持つアレクサンドル・ネフスキー聖堂があります。エストニア独立後は、ロシアの支配を象徴する建物として賛否両論が絶えない複雑な事情を抱えていますが、壮麗な建物は見応えがあります。

トームペアの丘の上には、ビュースポットが点在しており、タリンの美しい景色を楽しむことができます。

中世の面影を残すタリンの街角
中世の雰囲気が残る聖カタリーナ通り

タリンの旧市街には、フォトジェニックな趣のある小径や建物に囲まれた中庭があちこちに点在しています。その中でも代表的なのが聖カタリーナ通り。ヴェネ通り(Vene)とムーリヴァへ通り(Müürivahe)を結ぶわずか100mほどの石畳みの小径で、13世紀にタリンに創設されたドミニコ会修道院の付属の教会である聖カタリーナ教会の裏手に位置していたことからその名で呼ばれるようになりました。聖カタリーナ教会は16世紀の火災で大部分を焼失してしまいましたが、火災の被害を免れた入口部分や壁の一部、地下の埋葬地は現在も保存されています。隣接するドミニコ会修道院は、タリンの旧市街で最も貴重な歴史的建造物の一つで、現在は博物館として内部が一般公開されています。聖カタリーナ通りの南側の建物には、カタリーナ・ギルドと呼ばれる女性アーティストの工房兼ショップが軒を連ねていて、制作現場を見学したりショッピングを楽しむことができます。

聖カタリーナ通りの1本南側(ヴェネ通り6番地)にある「職人たちの中庭(Meistrite Hoov)」は、ハンドメイドの雑貨店や工房、カフェが軒を連ねる、可愛いが詰まった魅力的なスポット。タリンでカフェ巡りや雑貨屋巡りをするなら、ここは外せません。フェルトやニット製品、ガラス細工、陶磁器、アクセサリー、革小物、木工細工などハンドメイドの作品は、ひとつひとつに個性があり、自分だけのとっておきを探す楽しみもあります。

優美な宮殿が建つカドリオルグ公園
カドリオルグ宮殿と庭園

タリンの旧市街から東に2kmほどの場所には、70ヘクタールにも及ぶ広大なカドリオルグ公園があります。カドリオルグ公園は、園内にあるカドリオルグ宮殿とともに、大北方戦争で勝利したロシアのピョートル大帝により18世紀に造園が開始されました。カドリオルグとは、エストニア語で「エカテリーナの谷」を意味し、ピョートル大帝の妃エカテリーナの名前に因んで名付けられました。カドリオルグ宮殿は、現在はエストニア美術館の分館として、西洋とロシアの16世紀から20世紀までの絵画や彫刻、家具、調度品などの美術コレクションを展示しています。バロック様式の優美な宮殿そのものも大きな見どころで、天井のフレスコ画や漆喰の彫刻装飾が施されたメインホールは圧巻です。宮殿の東側の手入れの行き届いた幾何学式庭園も見逃せません。

カドリオルグ公園には、この他にも白鳥の池、日本庭園、バラ園、クム美術館、ミッケル博物館、ピョートル大帝博物館など自然やアートを楽しめるスポットが充実していており、市民の憩いの場となっています。

タリンの新たな流行の発信地カラマヤ地区
カラマヤ地区に残るカラフルな木造住宅

タリンの旧市街の西側に位置するカラマヤ地区は、古くから漁師が多く住むエリアでしたが、19世紀後半にタリンとサンクトペテルブルグが鉄道で結ばれると工場が建てられ、労働者が多く住むようになりました。その時に建設された労働者用のカラフルな木造住宅は今でも多く残されており、ノスタルジックな雰囲気を醸しています。中でも特徴的なのが、1920年代から1930年代に建てられたタリンハウスと呼ばれる木造家屋。タリンハウスは、中央に設けられた石の階段を軸に左右対称に造られた2~3階建てのアパートタイプの住宅で、現在タリンには500棟ほど残っています。

近年、カラマヤ地区の古い工場や建物は、ショップやレストラン、カフェ、バー、博物館などに改装され、新たな注目を集めています。タリンの鉄道駅の裏手にある古い工場跡地を利用したテリスキヴィ・クリエイティブ・シティ(Telliskivi Loomelinnak)は、若いクリエーターのスタジオやオフィス、オシャレなカフェやレストラン、新進デザイナーのショップ、アートギャラリーなどの複合施設となっており、流行に敏感な若者や芸術家、クリエーターが集まる人気のスポットとなっています。

エストニア海洋博物館と再開発が進むベイエリア
潜水艦レンビットが展示されたエストニア海洋博物館内

カラマヤ地区の港にあるかつての水上飛行船格納庫を利用したエストニア海洋博物館も人気の観光スポット。目玉となっているのが重量600トンの潜水艦「レンビット(Lembit)」で、1930年代のレトロな機械設備に囲まれた艦内を自由に見て回ることができます。エストニア海洋博物館には、レンビットの他にも世界で初めて戦艦に攻撃をした水上飛行船「ショート184」のレプリカ、小型潜水艇、大砲、水雷など充実した展示品やシミュレーションゲームなどもあり、子供から大人まで楽しみながらエストニアの海運と軍事の歴史を学ぶことができます。さらに、屋外にある多くの船舶も見学が可能です。

エストニア海洋博物館の隣の潜水艦造船所跡地(Noblessner)は、近年再開発が進められています。住宅やオフィス、ショップ、レストランが続々とオープンし、今後も目が離せない注目のスポットです。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【乗り降り自由バス】タリン 観光オープントップバス<3~1月/24時間・72時間パス/英語音声ガイド/タリン発>-

veltra.com

世界遺産タリン歴史地区 半日徒歩観光ツアー<タリン発>2〜3時間

veltra.com

【プライベートツアー】エストニア首都 世界遺産タリン市内観光<車(1H)+ガイド貸切/午前・午後/タリン発>3時間

veltra.com

ベストシーズン

観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、23時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • タリン
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:59.4369, 24.7535
  • 住所:Viru väljak, Kesklinna linnaosa, Kesklinna, 10111 Harju maakond, Estonia
首都
タリン
面積
45,228 (km2)
人口
132万人 2018年
言語
エストニア語、ロシア語
公用語
エストニア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Elisa、Tele2
最寄り空港からのアクセス方法

【タリン空港からタリン市内】
<トラム>
4番トラムが市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)15~20分
料金:2EUR


<バス>
2番バスが市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)15~20分
料金:2EUR


※バス、トラムはチャージ式のスマートカード利用時は割引あり


トラム・バス時刻表:transport.tallinn.ee


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)10~15分
目安料金:10~15EUR


(2019年6月現在)


最寄り空港詳細

  • タリン空港 (TLL)