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フィンランド

テンペリアウキオ教会

(Temppeliaukio Church)

概要

テンペリアウキオ教会は、スオマライネン兄弟の設計により1969年に完成したヘルシンキのエトゥ・トーロ地区に位置する福音ルーテル派の教会です。岩の教会とも呼ばれており、大きな岩をくり抜いて造られた洞窟のようなユニークな建築が特徴です。教会内部は、外観からは想像がつかないような斬新な空間が広がっています。その独創的な建築をひと目見ようと多くの観光客が訪れるヘルシンキの人気の観光スポットとなっています。


営業時間:日により異なる(詳細はHP参照)
料金:3EUR
公式サイト:temppeliaukionkirkko.fi


見所ポイント

独創的なアイデアから生まれた岩の教会
むき出しの岩盤を残したシンプルなインテリア

テンペリアウキオ教会が建つ岩山は、このエリアの都市計画の一環として教会建設予定地として1906年には土地が確保されていました。1931年にテンペリアウキオ教会の建設の承認が下り、デザイン・コンペを経て建設をすすめる予定でしたが、冬戦争(ソ連・フィンランド戦争)の勃発により教会の建設計画は中断されてしまいました。その後1960年代に入り再度コンペが開かれ、その結果、フィンランド人建築家のティモ&トゥオモ・スオマライネン兄弟のデザインが採用されました。スオマライネン兄弟の設計コンセプトは、教会を岩の中に埋め込んで、その他の教会設備は岩盤の周辺に設置し、できるだけ自然の岩盤を残すというものでした。この独創的なアイデアは、当時、伝統的な教会建築を望んでいたヘルシンキ市民の反発を買い、新聞で「岩のモスク」、「100万マルッカ(旧フィンランド通貨)教会」、「悪魔の防衛壕」などと揶揄されたりしましたが、紆余曲折を経て、無事1969年に完成しました。1971年の秋には来場者が10万人を超え、さらに翌年は50万人に達しました。今では、世界各国の建築誌をはじめ、メディアに頻繁に取り上げられ、国内外の観光客が訪れるヘルシンキの人気の観光スポットとなっています。2004年には、ヘルシンキの重要な建築物の一つとして保存建築物に指定されました。

光を巧みに取り入れたフィンランドの近代建築の傑作
吸い込まれそうな銅板のドーム天井

テンペリアウキオ教会の最大の見どころは、何と言っても天然の岩と光を巧みに利用したインテリアです。ゴツゴツとしたむき出しの岩肌と近代建築が融合した大胆な建築は見る者を圧倒します。内部は、祭壇に小さめの十字架が飾られているものの、潔いほど装飾がなくシンプルです。
大きな岩盤を5~10m掘り下げて作られたテンペリアウキオ教会は、その姿から岩の教会(Rock Church)の愛称でも親しまれています。壁面は、くり抜いた岩盤がそのまま使用されており、ドーム天井との隙間を埋めるように石が積み上げられています。むき出しになった岩肌には、氷河期に削られてできた断層を見ることができます。
岩盤を掘り下げて空間を作っているため、柱は一切なく、ドーム型の屋根を被せたような形状です。直径24mのドーム天井には銅板が施されています。このドーム天井を支えるために鉄筋コンクリートの梁が張り巡らされており、梁を覆うようにガラスがはめ込まれています。ガラス部分は、自然光をふんだんに取り込める天窓の役割を果たしています。間接照明の光を反射してキラキラと光る銅板の天井は、まるで太陽を見ているかのよう。銅板の周りから自然光が差し込むと天から光が注がれているような神々しい雰囲気に包まれます。
床にはコンクリートが敷き詰められ、その上に白樺製のベンチが設置されています。ベンチの横の壁面には、岩肌に馴染むシックな色合いのパイプオルガンがあります。後方には、中2階の席が設けられており、ここから教会全体を見渡すことができます。天窓から差し込む自然光は、教会内を神秘的に照らし出し、ベンチに座っていると、自然に包まれているような不思議な心地よさが感じられます。訪れた際は、腰を落ち着けて光と近代建築が織りなす空間をじっくり味わってみて下さいね。

テンペリアウキオ教会の楽しみ方
ピクニックスポットにもなっている岩山

ヘルシンキ中央駅の西側エトゥ・トーロ地区の閑静な住宅街の中に突如現れる岩山と一体となった建築。その姿は、教会とは思えない不思議な外観です。教会の周囲を歩いてみると岩山の上に続く道があり、実際に登ることもできます。岩山の上には、テンペリアウキオ教会のドーム部分を間近に見ることができます。また、周囲に建ち並ぶ集合住宅も見渡せ、観光客や地元の人々の憩いの場にもなっています。岩山に隣接する小さな公園には、遊具が置かれており、子供たちの遊び場になっています。
テンペロアウキオ教会は、現役の教会で、結婚式や洗礼式などの行事も執り行われていて、それらの行事の時は内部の見学は不可となっています。そのため、見学する際は、ホームページで営業時間やイベント情報を確認してから向かうことをオススメします。一般開放されている日は、ピアノ演奏が行われていることも多く、タイミングが合えば、その音色を聴くことができます。テンペリアウキオ教会のむき出しの岩壁は、天然の音響効果が得られることでも有名で、コンサートホールとしても定評があります。
夏の観光シーズンの昼間は、多くの観光客で混み合います。夕方以降は比較的空いており、教会本来の静寂のひと時を味わうことができるでしょう。

静寂を味わうカンピ礼拝堂
モニュメントのようなカンピ礼拝堂

ヘルシンキ中央駅の西側、賑やかなカンピ地区のナリンッカ広場の一角に2012年に完成したカンピ礼拝堂は、箱舟を連想させるユニークな形状の現代木造建築です。この礼拝堂は、自然との調和を重んじるフィンランドらしい現代建築で、誰もが心を安らかに出来る静寂の場をコンセプトとして造られました。礼拝堂内は、木のぬくもりが感じられる洗練されたインテリアで、外の喧騒とは無縁の静かな空間が広がっています。カンピ礼拝堂では、ミサなどの宗教儀式は行われておらず、木のやさしい香りと静寂が心地よい安らぎを与えてくれ、誰もが静かに心を落ち着けたり、祈りを捧げることができます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
『岩の教会』とアウトレットショップ『マリメッコ』を巡る季節限定ツアー<4月~10月/日本語/ヘルシンキ発>by[みゅう]4時間

veltra.com

自転車で巡る! ヘルシンキ市内観光<英語or日本語ガイド/ヘルシンキ発>3~4時間

veltra.com

プライベートツアー ヘルシンキ市内ウォーキングツアー<英語/3時間または4時間/ヘルシンキ発>3~4時間

veltra.com

ベストシーズン

ヘルシンキの観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。緯度が高いため夏季の日照時間が長く、観光に十分な時間をとることができます。夏でも朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ヘルシンキ
  • ロヴァニエミ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:60.1730, 24.9252
  • 住所:Lutherinkatu 3, 00100 Helsinki, Finland
首都
ヘルシンキ
面積
338,400 (km2)
人口
550万人 2017年
言語
フィンランド語、スウェーデン語
公用語
フィンランド語、スウェーデン語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Elisa、DNA
最寄り空港からのアクセス方法

【ヴァンター国際空港からヘルシンキ市内】
<電車>
I、Pの電車に乗車(ヘルシンキ中央駅まで)
所要時間:約30分
料金:5EUR


<空港バス(Finnair City Bus)>
ヘルシンキ中央駅まで
所要時間:約30分
料金:6.90EUR


参考サイト:pohjolanliikenne.fi


<路線バス>
415、615番バスがヘルシンキ中央駅、415番バスがハカニエミマーケットまで運行
所要時間:約45分
料金:5EUR
※車内購入は5.50EUR


参考サイト:hsl.fi


<タクシー>
所要時間:約30分
目安料金:40~45EUR


【ヘルシンキ市内からのアクセス】
トラム1または2番でSammonkatu駅下車すぐ


(2018年9月現在)


最寄り空港詳細

  • ヘルシンキ・ヴァンター国際空港 (HEL)