横断検索型の旅行提案サービスTavitt

  • お問い合わせ
デンマーク

ワッデン海(デンマーク)

(The Wadden Sea, Denmark)

概要

ワッデン海とは、南西端のオランダのデン・ヘンデルからドイツのいくつかの海域を跨ぎ、北端はデンマークのエスビャウ沖までの全長約500kmに渡り、約11,500平方kmにも及ぶ水域と海岸の湿原地帯のことです。ワッデン海は、激しい潮流により形成された広大な干潟が特徴で、豊かな動植物相が見られ、3カ国協力のもと保護されています。2009年にオランダとドイツの海域がユネスコの世界遺産に登録され、2014年にはデンマークの海域も追加登録されました。デンマークのワッデン海域は諸島を含め、リーベやエスビャウを拠点に訪れることができます。


参考サイト:nationalparkvadehavet.dk


見所ポイント

地球最大の干潟と多様な動植物の生息地
ビーチで寛ぐアザラシの群れ

地球上で最大の干潟を有するワッデン海は、10,000種以上の動植物が生息しており、何千万もの渡り鳥の繁殖地としても重要な場所となっています。ワッデン海域は、アザラシの生息地としても知られています。比較的よく見られるのはゼニガタアザラシですが、稀に巨大なハイイロアザラシが見られることもあります。ゼニガタアザラシは体長1.3m~1.6mで体重も最大で130kgほどですが、ハイイロアザラシは、大きなものだと300kgにも達し、デンマークに生息する最も大きな哺乳類です。ビーチでは、アザラシがのんびりと寛ぐ姿を目にすることができます。

ワッデン海の渡り鳥のシーズンは、春(3月~5月)と秋(8月~10月)で、その数は数千万と言われています。渡り鳥は、数百の群れから多い種類だと数百万もの群れで飛来します。シーズン中は、夕方に大群の編成を組んだムクドリが空を飛び回る姿が見られます。このユニークな現象は、ムクドリの大群が夕日を覆い隠してしまうことから「黒い太陽」と呼ばれています。

ネイチャーリゾート・ワッデン海諸島
レム島のビーチ

デンマークのユトランド半島南西の沿岸部には、北からファノ島、マンデ島、レム島と砂州で構成されるワッデン海諸島があり、砂丘や広いビーチを楽しむことができます。このワッデン海諸島周辺は、ワッデン海国立公園に指定され、保護されています。

19世紀後半からワッデン海諸島は、リゾート地として発展してきました。島には多くコテージが建ち並び、夏には主にデンマークやドイツからの長期滞在のリゾート客で賑わいます。初めてコテージが建設されたのはレム島のラコルクで、今ではほとんど新しい建物に建て替えられていますが、1900年頃に建設された建物も未だにいくつか残っています。

レム島は、対岸の町Skærbækから海の上に敷かれた全長約10kmの土手道で結ばれており、車や自転車で簡単に渡ることができます。公共交通機関を利用する場合は、Skærbæk駅から285番バスでアクセスできます。西岸は、広大な砂浜のロングビーチが広がり、夏は海水浴や日光浴、ビーチキャンプを楽しむ旅行者で賑わいます。

3つの島の内、レム島とファノ島は比較的大きな島で、宿泊施設や設備の整ったキャンピングサイトが多く、宿泊しながら島内巡りをするもオススメです。

デンマーク随一の美しい村が残るファノ島
ファノ島にある伝統的な草葺き屋根の家屋

ワッデン諸島の最も北に位置するファノ島は、対岸の町エスビャウとフェリーで結ばれており、わずか12分ほどでアクセスすることができます。島の西側は、砂浜の美しいビーチが広がり、サマーコテージや宿泊施設が建ち並ぶ別荘地となっています。

島民が暮らす村には、伝統的な草葺き屋根の家屋も多く見られます。特に夏は軒先に色とりどりの花々が咲き誇り、おとぎ話から飛び出してきたような美しい景観が見られます。ファノ島南部の小さな村Sønderhoは、19世紀に建てられた約300の家屋が残っており、デンマークで最も美しい村の一つにも数えられています。Sønderho Kroは、1722年から続くデンマークで最も古い宿泊施設の一つです。Sønderhoには、レストランやカフェ、ショップ、ギャラリーなどがあり、のんびりと散策を楽しめます。

ファノ島は、17世紀以降、海運業や造船でユトランド半島西岸の要衝として栄えてきました。かつて男性は船乗りとして長期間航海に出ていたため、その間女性が家庭や島を守り、島の文化を発展させてきました。女性の伝統衣装は、ファノ島の女性の自立の証であり、現在も祭事の際には着用されており、運が良ければ見ることができます。

トラクターバスで巡るマンデ島
マンデ島名物のトラクターバス

マンデ島は、北のファノ島と南のレム島の間にある島。本土からは海抜1.5mの道が敷かれていますが、満潮時には道が水に覆われてしまうため、島へ渡ることができません。また、この海域は潮の流れが早く、満ち潮の際は、急激に水位が上昇することがあります。そのため、個人の車で向かう場合には、潮汐の時間を事前に調べるなど十分な注意が必要です。

マンデ島へ向かうなら、トラクターバスがオススメ。トラクターバスは、トラクターの後ろに2階建てバスの車両を接続したユニークな乗り物で、リーベの南西に位置するVester Vedstedからワッデン海の雄大な景色を眺めながらマンデ島まで向かうことができます。夏季は、毎日運行されていますが、潮汐により出発時間は日によって異なります。マンデ島の南西には干潮時にのみ現れる広大な干潟があり、トラクターバスでこの干潟までアザラシを見に行くサファリツアーも催行されています。

Vester Vedstedには、2017年にビジタセンター(Vadehavscentret)が新たにオープンしました。ここでは、干潟で海洋生物を探すツアーやシール・サファリをはじめ、ハイキングやサイクリングなど様々なツアーが用意されています。効率的にワッデン海の自然を楽しむことができるので、利用してみるのもオススメです。

ワッデン海に面した町エスビャウ
エスビャウの巨人のモニュメント「Man Meets the Sea」

ユトランド半島西岸に位置する港町エスビャウは、19世紀に建設された比較的新しい町で、現在は石油生産や風力発電などのエネルギー産業の拠点となっており、海岸線には大きな産業港があります。エスビャウの港の北側、市街地の外れには、Man Meets the Seaと名付けられた椅子に腰掛けてワッデン海を見つめる白い4人の巨人像があります。高さ9mもあるこのモニュメントは、エスビャウの自治体独立100周年を記念して1994年に造られました。目の前にはワッデン海が広がり、天気のいい日にはのんびり海を眺めながらピクニックやビーチ散策を楽しめます。このモニュメントの近くには、漁業海洋博物館があり、船や漁業、ワッデン海に関する展示のほか、水族館があります。この博物館ではハイイロアザラシが飼育されており、子供達の人気者。毎日11:00と14:30からはハイイロアザラシの餌付けの様子を見学することができます。

ベストシーズン

デンマークは、四季がはっきりとしていて、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。緯度が高いため夏季は日照時間が長く、観光に十分時間を取ることができます。沿岸を流れる暖流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • コペンハーゲン
  • オーフス
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:55.2784, 8.5378
  • 住所:Mandø Byvej 39, 6760 Ribe, Denmark
首都
コペンハーゲン
面積
43,094 (km2)
人口
575万人 2017年
言語
デンマーク語
公用語
デンマーク語
通貨名
デンマーク・クローネ 補助通貨はオーレ ※本サイトではDKKと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
TDC、Telenor、Telia、3 (Three)
最寄り空港からのアクセス方法

【コペンハーゲン空港から市内】
<電車(DSB)>
所要時間:(コペンハーゲン中央駅)約15分
料金:36DKK


参考サイト:dsb.dk


<地下鉄>
M2が空港から市内まで運行
所要時間:約15分
料金:36DKK


参考サイト:m.dk


<バス>
5Aが空港からコペンハーゲン市内中心部まで運行
所要時間:約30分
料金:36DKK


<タクシー>
メーター制
所要時間:(市内中心部)20~30分
目安料金:250~300DKK


【コペンハーゲン市内からエスビャウ】
<電車>
コペンハーゲン中央駅から電車(IC)で約3時間


※ファノ島へは、エスビャウの港からフェリーで約12分


(2018年11月現在)


最寄り空港詳細

  • コペンハーゲン空港 (CPH)