BTSトンロー駅から北のセンセープ運河まで伸びる約2kmのソイ55(トンロー通り)を中心としたエリアが、トンローエリア。雰囲気がよく洗練されたレストランやカフェ、バー、ブティックなどが数多く点在していて、タイのセレブや芸能人をはじめグルメな地元の人も多く集まる、今最も注目されているエリアの一つです。熱気溢れる観光スポットとは少し異なるバンコクのもう一つの面を覗いてみましょう。
バンコクの中でも最も外国人居住者が多いスクンビット通り周辺エリア。トンロー通りはそのスクンビット通り沿いから横に伸びるソイ(路地)の一つです。スクンビット通りのような大通り沿いのソイ(路地)には順番に番号が振られており、通りの右側と左側で偶数、奇数で分かれています。トンロー通りはスクンビット通りのソイ55になります。ソイとは言え、トンロー通りはかなり道が大きく、さらに両脇にもソイが存在しています。BTSトンロー駅を降りてすぐのところにトンロー通りはあります。散歩がてら歩いて、気になるお店を見つけたら立ち寄ってみるのもよいでしょう。しかし、トンロー通り自体が長く、さらに左右にも小さな通りが入り組んでいるので、土地勘がないと少しハードルが高いエリアかもしれません。お目当てのお店がある場合は、駅を出てタクシーに乗って移動することをおすすめします。話題のレストランでグルメを堪能するもよし、スパで極上のリラックス体験をするもよし、トンローでプチセレブな優雅な一日を過ごしてみましょう。
雰囲気のよいお店がたくさんあるとは言え、トンロー通り沿いだけでなく、周辺のソイにもお店は点在しているので、初めて行く人にとっては少し難易度が高いのがトンロー。限られた時間の中で行くなら複数店舗が集まったショッピングモールがおすすめ。
バンコクのハイソな若者に人気なのが、トンロー通りソイ8にある「エイト・トンロー(Eight Thonglor)」。都市型のライフスタイルを提案するおしゃれなショップやサロン、レストラン、バーなどが入るテナントビルです。個性的なファッションアイテムやこだわりの生活雑貨、食品、ワインなどを扱うお店は、要チェック。ありきたりのお店は、飽きてしまったという方は、パフュームバー&レストラン(PERFUME BAR & RESTAURANT)がおすすめ。料理もちろんですが、特にカクテルがユニークで、色が変化したり、スモークが立ったりと今まで見たことのないような斬新な演出で、五感をフルに刺激される体験ができます。
バンコク在住の日本人御用達なのがトンロー通りソイ15にあるJアベニュー。この周辺はバンコク在住の日本人が最も多く住むエリアで、在住者の間では定番のスポットになっています。路地が入り組んだトンローエリアの中では比較的わかりやすく、日本でお馴染みの大戸屋をはじめとした日本食レストランや、雑貨、美容室など多くの日系店舗が入居しています。その他、おなじみのファストフード店などもあるので、初めて訪れる観光客でも入りやすい施設となっています。広々とした居心地のよい落ち着いた空間なので、観光で疲れた時の休憩スポットとして覚えておくと活用できる便利な複合施設です。
トンローの最新スポットを体験するなら、トンロー通りソイ3の角に位置するルートガーデン(Root Garden)を訪れてみましょう。ルートガーデンは、都会のど真ん中に突如現れるオーガニック農園カフェ。敷地面積はなんと1000平米もあると言うから、驚きです。ルートガーデンは、タイの土地活用を支援する非営利団体のプロジェクトによって作られており、園内では野菜を収穫してその場でサラダとして食べることが出来たり、飼育されているヤギや鶏などの動物と触れ合うことが出来ます。オーガニックの石鹸やハンドメイド雑貨の販売の他、カフェも併設されています。カフェのドリンクは50~80バーツ程度と手頃な価格設定。都会にいながら自然や動物と触れ合える新感覚のルートガーデンで、地元の人に混ざってローカル体験してみるのも楽しそうです。
続々と新しいお店がオープンしており、いつ行っても新鮮な発見ができるトンローエリア。観光スポットだけでなく、地元の人が通うお店でバンコクの今を感じてみてはいかがでしょうか。
バンコクは、どこに行っても屋台やローカル食堂があり庶民の胃袋を支えています。ここトンローの屋台と言えば、観光客にも地元の人にも言わずと知れたソイ38の屋台街でしたが、駅前の再開発の影響で、2015年から2016年にかけて多くの屋台が撤去となってしまいました(一部はお隣エカマイ駅のゲートウェイ・エカマイの敷地内に移転)。しかし、現在でもソイ38を入った右側すぐの場所にある建物の1階に屋台スペースが残っていて、ローカルグルメを味わうことが出来ます。タイ料理定番の麺類や炒め物、エビやイカなどのシーフードBBQなど庶民の味がズラリ。さらに食事系のメニューだけでなく、フルーツ屋台、フレッシュジュース屋台、スイーツ屋台などもしっかりあります。トンロー駅を出てすぐという立地も観光客にとっては、嬉しいポイントですね。
その他にもトンローエリアには、オースワン(牡蠣ともやしの卵とじ炒め)、バミー、パッタイなどの常に賑わっている老舗の名店も多数あります。話題のオシャレなレストランやカフェだけでなくローカル屋台や食堂で食べる庶民の味も同時に楽しめるのがトンローの最大の魅力と言えるでしょう。
ツアー・アクティビティ名 | 所要時間 | 詳細 |
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バンコク市内半日観光ツアー☆効率的に三大寺院をめぐる | 5時間 | |
ディバナ・マッサージ&スパ(Divana Massage & Spa)スパパッケージ | 3時間 |
一番快適に過ごせるのは11月中旬からの約2カ月間です。乾季に入ってすぐのこの季節はタイにしては珍しく夜間にブランケットが欲しくなるくらいの涼しさです。その他の月は、高温多湿で蒸し暑い南国のタイらしい気候です。日本の7、8月頃の気候を想像するとちょうどいいです。3~5月は気温が最も高く、脱水症状を起こしがちです。水分を持って出歩きましょう。また、6~10月の雨期には連日多く雨が降ります。そのため道路は冠水し、慢性的に交通渋滞が起こっています。
天気予取得中... |
【スワンナプーム空港からバンコク市内】
<エアポート・レール・リンク>
空港から終点パヤータイまで運行
所要時間:(パヤータイまで)26分
料金:45THB
<リムジンタクシー>
到着ロビーのカウンターで申込。
係員の案内に従いタクシーに乗車。
所要時間:40~60分
料金:950THB~ ※行き先により異なる
<メータータクシー>
ターミナル1Fのタクシー乗り場から乗車
所要時間:40~60分
料金:メーター300THB前後~
※空港使用料50THB、有料道路25~75THB別途
【バンコク市内からのアクセス】
BTSトンロー駅