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リトアニア

トラカイ城

(Trakai Island Castle)

概要

トラカイは、ヴィリニュスから西に約28kmの場所に位置し、周囲を湖に囲まれた風光明媚な湖畔のリゾート地です。ガルヴェ湖の島の上には、14世紀にリトアニア大公により創建された赤レンガのトラカイ城があります。17世紀半ばの戦争で破壊され、一時は廃墟となっていましたが、第2次世界大戦後に再建され、現在は内部が博物館として一般公開されている他、様々なイベント会場としても使用されています。対岸からは、まるで湖の上に城が浮かんでいるような美しい景観を眺めることができます。


営業時間:(3月・4月・10月)10:00-18:00(5月-9月)10:00-19:00(11月-2月)9:00-17:00
休業日:(10月-4月)月曜日
料金:(大人)8EUR(学生・シニア)4EUR
公式サイト:trakaimuziejus.lt
(2019年10月現在)


見所ポイント

激動の歴史をくぐり抜けてきたトラカイ城
木造の橋から見たトラカイ城

トラカイ城は、中世リトアニアの君主ケーストゥティス公により14世紀後半に建設されたのが始まりで、息子のヴィータウタス大公の時代の15世紀初頭に増改築が行われました。建設当初は軍事的な要衝として重要な役割を果たしていましたが、1410年のグルンヴァルトの戦い以降、軍事的重要性は失われ、その後は大公宮殿となり、内部に装飾が施されました。この時に描かれたフレスコ画の一部は現在も保存されています。15世紀初頭、トラカイは、最も繁栄し、商人や貴賓、諸外国の特使たちがトラカイ城に招かれました。この時リトアニア大公国の首都はヴィリニュスに置かれていましたが、ヴィータウタス大公は、トラカイで多くの時を過ごし、トラカイが政治や行政の中心地となり、事実上の首都と呼ばれていました。16世紀には夏の宮殿として機能していたこともありましたが、徐々に城の役割が低下し、その後は政治犯を収容する豪華な牢獄として使用されるようになりました。17世紀半ばに起きたモスクワ大公国との戦争で城は破壊され、その後再建されることなく荒廃してしまいました。19世紀になると、再びトラカイ城に関心が集まり、部分的に修復と保全が行われ、さらに第2次世界大戦後の大規模な再建プロジェクトにより15世紀の建築様式で復元されました。

トラカイ城の探索
トラカイ城の中庭と回廊

現在、トラカイ城は、歴史博物館として内部が一般公開されているほか、オペラやコンサート、祭りなど様々なイベント会場としても使用されています。トラカイ城へは、対岸の湖畔から木造の橋で結ばれており、途中に小島を挟んで全長300mほどの距離を歩いて渡ることができます。水と緑に囲まれたトラカイ城はおとぎ話に登場しそうな雰囲気をまとっており、橋を渡っている時からワクワクしてきます。

島に到着し、門をくぐると建物や城壁に囲まれた広場があり、ギロチンなどかつての処刑道具が展示されています。そのまま奥に進み、階段を上って行くとかつて大公宮殿だった建物へ続きます。城は中央の中庭を囲む3階建ての構造となっており、各階の内側には木造の回廊が巡らされています。もちろん上まで上がって回廊を歩いたり、見学することも可能です。

城壁の外側には遊歩道があり、水辺の美しい景色を眺めながら散策を楽しむことができます。

トラカイ城内部の歴史博物館
博物館内部の展示室

建物内部は、展示室となっており、トラカイ城やトラカイの町の歴史に関する様々な展示が行われています。常設展では、家具や調度品、陶磁器、銀食器、ガラス製品、硬貨、メダル、古代の地図、狩猟のトロフィー、ジュエリー、伝統衣装、道具、武器、絵画、城の模型、考古学遺跡など豊富なコレクションが展示されています。再建された城ではあるものの、レンガ造りのアーチ型の天井や石壁など中世の雰囲気を存分に味わうことができます。かつて各国の要人を招いていた大広間は、いくつか条約の調印も行われた歴史的な場所です。現在では、展示場としてだけでなくコンサートなどのイベントホールとしても使用されています。

毎年8月に開催される中世の工芸祭り
城前の広場で開催される中世の工芸祭り

トラカイ城では、1年を通して様々なイベントが開催されています。毎年8月には、中世の工芸祭りが数日間に渡り開催されています。このイベントでは、14世紀から16世紀の手工芸や芸術、兵役について紹介しています。中世の衣装を身に纏ったキャストが騎士のトーナメントやアーチェリー、伝統工芸品の制作のデモンストレーションなどを行なっています。また、コンサートや演劇などのショー、中世の料理のテイスティング、古代のゲームなど様々なプログラムも用意されています。大人から子供まで楽しめ、リトアニア国内外から多くの観光客が集まる人気のイベントとなっており、タイミングが合えば、ぜひ参加してみたいところです。

風光明媚な湖畔のリゾート地「トラカイ」
ガルヴェ湖のレンタルボート

無数の湖に囲まれたトラカイは、風光明媚な湖畔のリゾート地として人気があります。ガルヴェ湖では、観光用のボートでクルーズを楽しめる他、パドルボートやソーラー発電を利用したエコボートをレンタルして湖を探索することができます。冬に湖が凍るとアイススケートを楽しむこともできます。トラカイを訪れた際は、トラカイ城の対岸の湖畔の遊歩道をぜひ歩いてみて下さい。ここは、トラカイ城の全体を見渡せる絶好のビュースポット。対岸から眺めるトラカイ城は、まるで湖の上に浮かんでいるように見え、息を飲む美しさです。カメラの準備もお忘れなく。また、湖畔には、ガルヴェ湖とトラカイ城を望めるカフェやレストランもあり、ランチや休憩に立ち寄りたいスポットです。

少数民族カライム人の文化に触れる
カライム通り沿いに建つカライ派の寺院

トラカイは、カライム人、タタール人、ロシア人、ポーランド人など異なる民族が平和に共存して街が形成されているのが特徴です。トラカイ城の対岸、半島の北側のカライム通り周辺は、カライム人の居住区として発展し、カラフルで可愛らしい木造家屋が立ち並んでいます。カライム人はヴィータウタス大公の時代にクリミア半島から移住してきたカライ派ユダヤ教徒で、当時は城の護衛に当たっていました。現在トラカイに住むカライム人は約60人で、旧市街にはカライ派寺院やカライム人の歴史や伝統を紹介する博物館があります。

トラカイを訪れた際は、カライム人の料理でトラカイ名物となっているキビナイも味わっておきたいところ。キビナイは牛や羊のミンチ肉をパン生地で包んだミートパイのようなもの。ヴィリニュスでもスーパーなどで買うことができますが、トラカイでは、カフェやレストランなど至るところで食べることができるので、見つけたらぜひ本場のキビナイを試してみて下さいね。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【プライベートツアー】トゥラカイ半日観光<車+ガイド貸切/午前or午後/ヴィリニュス発>4時間

veltra.com

ベストシーズン

リトアニアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜遅くまで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続くので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ヴィリニュス
  • クライペダ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:54.6525, 24.9339
  • 住所:Karaimų g. 43C, Trakai 21142, Lithuania
首都
ヴィリニュス
面積
65,300 (km2)
人口
279万人 2018年
言語
リトアニア語
公用語
リトアニア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Tele2、Biteなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ヴィリニュス国際空港から市内】
<路線バス>
空港前のバス停から旧市街方面は88番(夜間は88N番)、中央駅は1、2番、市内中心部経由Fabijoniškės行きは3G番
所要時間:(市内中心部)20分前後
料金:1EUR


<空港バス(Airport Express)>
空港から中央駅までの直通バス
所要時間:約10分
料金:2EUR


<電車>
空港駅から中央駅まで運行
所要時間:8分
料金:0.70EUR


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)10~15分
目安料金:(市内中心部)10EUR前後


【ヴィリニュスからのアクセス】
<バス>
ヴィリニュス・バス・ステーションからトラカイ行きのバスの乗車
所要時間:約40分


<電車>
ヴィリニュス中央駅からトラカイ行きに乗車
所要時間:33分


※トラカイ・バス・ステーションからトラカイ城入口まで市バスで約5分もしくは徒歩約25分、トラカイ鉄道駅から徒歩約30分


(2019年9月現在)


最寄り空港詳細

  • ヴィリニュス国際空港 (VNO)