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ラトビア

トゥライダ博物館保護区

(Turaida Museum Reserve)

概要

トゥライダ博物館保護区は、リガから北東に約50kmのスィグルダ近郊に位置しています。トゥライダとは、リーヴ語で「神の庭」を意味し、古くはリーヴ人が暮らす土地でした。約43ヘクタールの広大な敷地には、トゥライダ城やトゥライダ教会、トゥライダ荘園の歴史的建造物を移築したエリア、彫刻が点在するフォークソングの庭園や丘などがあり、自然散策を楽しみながら、約1000年に渡るトゥライダの歴史や文化に触れることができます。


営業時間:(5月-9月)9:00-20:00(10月)9:00-19:00(11月-3月)10:00-17:00(4月)10:00-19:00
料金:(5月-10月)大人6EUR 学生3EUR(11月-4月)大人3.50EUR 学生1.50EUR
公式サイト:turaida-muzejs.lv
(2019年8月現在)


見所ポイント

ガウヤ渓谷沿いの断崖に建つ古城「トゥライダ城」
メインタワーから見たトゥライダ城と周辺の景色

ガウヤ川沿岸のこの地域一帯は、かつては先住民のリーヴ人が暮らしていましたが、13世紀初めにリヴォニア刀剣騎士団がこの地を征服すると、ガウヤ川の東岸はリヴォニア刀剣騎士団、西岸はアルベルト司教領となりました。ガウヤ川西岸の丘の上に位置するレンガ造りのトゥライダ城は、もともとリーヴ人の要塞があった場所に、1214年にアルベルト司教の命で建設が開始され、その後何世紀にも渡り増改築が繰り返されました。中世の時代は、司教の居城の一つとして使用され、軍事要塞としても重要な役割を担っていました。17世紀以降は、軍事的重要性を失い徐々に衰退し、さらに18世紀に火災で木造部分が焼け落ち、修復されることなく放棄されてしまいました。1924年に保護対象となり、20世紀後半には、考古学調査と残っていた建物の修復が開始されました。

現在トゥライダ城の内部は、博物館として一般公開されており、遺跡から発掘された品々や考古学的な資料が展示されており、トゥライダ城やこの土地の文化や歴史について知ることができます。中世の地下室や牢獄、警備室、大砲の部屋などを見学することができます。城内で一際存在感を放っている高さ約38mのメインタワーは、かつて防衛塔として使用されていました。現在は最上階が展望台となっており、トゥライダ城の全体像をはじめ、その先に広がる緑豊かなガウヤ渓谷や周辺の美しい景色を一望することができます。

ラトヴィア最古の木造教会「トゥライダ教会」
丘の上にひっそりと建つトゥライダ教会

トゥライダ教会は、1750年に建てられたラトビアで現存する最も古い木造教会の一つで、今も当時の姿をそのまま残しています。トゥライダ博物館保護区の入口からトゥライダ城へ向かう途中の丘の上にあります。この教会が建つ丘は、以前にも教会が建っていたことが考古学調査でわかっています。教会内部は、白を基調としたシンプルでスッキリとしたインテリア。木の温もりが感じられ、自然光が差し込むと明るい印象です。祭壇や説教壇、手すりなどの調度品は、創建当時のオリジナルが今でも部分的に保存されています。

教会のある丘は、かつては墓地でしたが、現在はそれらはなくなり、唯一、悲恋の伝説が残る「トゥライダのバラ」と呼ばれた美しい女性マイヤの墓碑のみがあります。伝説によると、マイヤには、ヴィクターという庭師の恋人がいました。ある時、ヴィクターから手紙で近くの洞窟に呼び出され、その洞窟に向かったところ、そこにはマイヤに思いを寄せていたアダムが待ち受けていました。手紙は偽物で、騙されたこと悟ったマイヤは、恋人への愛を貫くために、アダムが自分を殺害するように仕向け、命を落としました。マイヤの墓の上の菩提樹は、恋人のヴィクターにより植えられたものと言われています。

彫刻が点在するフォークソングの庭園と丘
緑豊かなフォークソングの丘

フォークソングの庭園と丘には、彫刻家インドゥリス・ランカにより制作されたラトビアを支えてきた人々をモチーフにした26の彫刻が点在しています。1996年にフォークソングの丘は、世界の彫刻庭園リストに登録されました。

フォークソングの丘では、1985年に民族学者バロンズの生誕150周年を記念して、彼が収集した民謡の一つが公演されました。ラトビアを含むバルト3国では、1980年代後半から独立運動の気運が高まり、フォークソングの丘でも、人々の団結、統合、独立を歌うコンサート(歌う革命)が幾度となく行われ、ラトビアが独立回復する1991年まで続けられました。そのため、フォークソングの丘は、歌の影響力とラトビアの人々の自尊心に関する強いメッセージが込められられた場所で、今でも歌う革命の象徴となっています。

整備されたフォークソングの庭園と丘では、彫刻を鑑賞しながら、気持ちのよい自然散策を楽しめます。

トゥライダ荘園の歴史的建造物
トゥライダ荘園の農民の家と池

トゥライダ荘園エリアには、トゥライダ荘園の邸宅、倉庫、庭師の家、鍛冶工房、フィッシュ・セラー、サウナ小屋などの19世紀から20世紀初頭に建てられた20以上の建物が移築され、かつての荘園の姿が再現されています。司教領だった中世の時代には、トゥライダ城の周辺エリアは、城下町があり、町民の年季奉公により財源が維持されていました。18世紀に入り、トゥライダは私有地となり、所有者を何度か変えながら、徐々に発展し、19世紀後半から20世紀初頭にかけて最も繁栄しました。1907年にバルト・ドイツ人の貴族ホルシュタイン家に引き継がれると、1910年から1914年には、製材所や石灰窯、いくつもの池が作られ、近代化が試みられました。しかし、1920年代に農地改革が起こると、一部を除き、荘園領土だった土地は106人の農民に分割されました。ホルシュタイン家が1939年にドイツに越した後、残った土地は国有となりました。

移築された建物のいくつかは、内部が博物館やギャラリーとして公開されています。荘園管理人の家は、19世紀前半の農村エリアの中流階級の家庭や荘園の使用人の部屋を再現しており、当時の暮らしぶりを垣間見ることができます。フィッシュ・セラーでは、生け簀のほか、釣竿や網、仕掛け、ログボートなど川や湖での漁の道具が見られたり、カート小屋では、馬車や馬具などを見ることができます。また、鍛冶工房は当時の工房の様子が再現されており、鍛治職人の道具が展示されている他、コインの鋳造体験をすることもできます。作ったコインはお土産に持ち帰ることができます。木工やニットなど伝統手工芸の展示もあり、トゥライダ伝統のデザインも見られます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
【プライベートツアー】緑あふれるスィグルダ&古都ツェースィス 日帰り観光<車+ガイド貸切/リーガ発>6時間

veltra.com

ベストシーズン

ラトビアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、22時頃まで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続きます。スキーやスケートなど冬ならではのウインタースポーツを楽しむなら、この時期もオススメです。


  • 現地
  • リガ
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:57.1868, 24.8477
  • 住所:Turaidas iela 10, Turaida, Krimuldas pagasts, LV-2150, Latvia
首都
リガ
面積
64,589 (km2)
人口
193万人 2018年
言語
ラトビア語、ロシア語
公用語
ラトビア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
LMT、Tele2、Bite
最寄り空港からのアクセス方法

【リガ国際空港からリガ市内】
<バス/ミニバス>
空港の外のバス停からバス22番もしくはミニバス(Express)322番、ミニバス241番が市内中心部まで運行
所要時間:(市内中心部)30~40分
料金:1.15EUR


※車内購入は2EUR


参考サイト:rigassatiksme.lv


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)約20分
目安料金:15EUR前後


【リガ市内からのアクセス】
(リガからスィグルダ)
<電車>
リガ中央駅からSigulda方面行きに乗車
所要時間:1時間前後~


<バス>
リガ中央駅近くのバスステーション(Rīgas SAO)からSigulda行きに乗車
所要時間:1時間15分


参考サイト:www.1188.lv


(スィグルダからトゥライダ)
<バス>
Krimulda行きに乗車→Turaida下車
所要時間:10分


(2019年8月現在)


最寄り空港詳細

  • リガ国際空港 (RIX)