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タンザニア

ウズングワ山塊国立公園

(Udzungwa Mountains National Park)

概要

ダルエスサラームから南西に約350kmに位置するウズングワ山塊の一部となる1,990平方kmのエリアは、ウズングワ山塊国立公園に指定されています。公園内では、草原やミオンボ森林(疎開林)、熱帯雨林、山林など変化に富んだ植生が見られ、固有の動植物も多く、生物多様性のホットスポットとしてみなされています。タンザニアの他の国立公園と比べると野生動物はあまり見られませんが、手付かずの自然が残るウズングワの森林はハイカーや自然愛好家に親しまれています。


料金:(16歳以上)35.40USD/1日(5-15歳)11.80USD/1日 ※5歳未満は無料
参考サイト:https://www.tanzaniaparks.go.tz/


見所ポイント

生物多様性のホットスポット「ウズングワ」
ウズングワの固有種サンジェ・マンガベイ

ウズングワ山塊は、ケニア南部のタイタ・ヒルズからタンザニアのマヘンゲにかけて連なる東アーク山脈の一部です。東アーク山脈は、東アフリカで最も古く、少なくとも1億年前に東リフト・バレーの東側の断層に沿って形成されたものと考えられています。およそ3000万年前には、この地域は全て広大な熱帯雨林に覆われていましたが、その後の気候変動で涼しく乾燥した時代に低地の森林はサバンナとなり、インド洋からもたらされる湿った空気で山岳地帯には熱帯雨林が孤立するように残りました。この孤立した山脈は、固有の動植物の宝庫で、しばしばアフリカのガラパゴスとも呼ばれ、国際的な生物多様性のホットスポットとしてみなされています。東アーク山脈が原産のセントポーリア(アフリカスミレ)は、現在ではガーデニングや観葉植物として世界的にも人気の植物となっています。

ウズングワ山塊の最高峰は、標高2,575mのロホメロ峰(Lohomero Peak)。鬱蒼とした原生林が生い茂るウズングワの森は、高さ30mもの木々に囲まれており、真菌類や地衣類、コケ、シダ植物などの宝庫となっています。そして、ウズングワの森林は、標高250mから2,500mの広範囲に渡って広がっているのもタンザニアでは珍しい特徴の一つです。

ウズングワの固有種に会いに行こう
頭の赤い毛が印象的なウズングワ・レッドコロブス

ウズングワ山塊国立公園には、アビシニアコロブス(白黒コロブス)やベルベットモンキー、ブルーモンキーなど6種の霊長類が生息しています。その中でもサンジェ・マンガベイとウズングワ・レッドコロブス(イリンガ・レッドコロブス)は、ウズングワ山塊にのみ生息する固有種で絶滅危惧種にも指定されており、ウズングワ山塊国立公園の大きな見どころにもなっています。因みにサンジェ・マンガベイが生物学者に発見され、種の特定がされたのは1979年と比較的最近のことです。パークレンジャーは、これらの希少種の群れを毎日追跡し、生息場所をある程度把握しているので、観光客が出会える確率も比較的高めです。

また、公園内では、マダラハゲワシ、アフリカハゲコウ、カンムリクマタカ、カンムリカワセミ、セネガルショウビン、ギンガオサイチョウなど東アーク山脈や東アフリカの固有種を含め400種類以上の鳥類が観測されており、バードウォッチング愛好家にも親しまれています。ウズングワの固有種の野鳥も4種類生息しています。この他にゾウやブッシュバック、ヒョウ、ハイエナ、ダイカー、パームシベット、ジェネット、ハネジネズミなどの哺乳動物も生息していますが、これらの動物が見られるのはごく稀です。

ウズングワ山塊国立公園のハイライト「サンジェの滝」
サンジェの滝の上から見た景色

ウズングワ山塊国立公園は、タンザニアの一般的な国立公園のようにゲームドライブを楽しめるスポットではありませんが、清らかな水が流れる小川と緑に覆われたウズングワの森林では、マイナスイオンをたっぷり浴びながら気持ちのよい散策を楽しめ、特に自然愛好家や秘境好きな人には非常に興味深い場所となっています。ウズングワ山塊国立公園の最も有名なハイキングコースが、距離も比較的短く、往復4~5時間程度で楽しめるサンジェの滝(Sanje Falls)へ向かうトレイル。サンジェの滝は、落差約170mの滝で、このトレイルの途中では岩壁を豪快に流れるサンジェの滝を眺められるビューポイントもあります。小川にかかる吊り橋を渡ったり、滝つぼで泳いだり、水浴びを楽しめ、冷たい清流は汗をかいて疲れた身体を癒してくれます。そして、サンジェの滝の上まで登ると、そこからは、どこまでも続く広大なアフリカの大地の絶景を見晴らせ、爽快感を味わえます。日中は暑くなるので、午前中の涼しいうちに出発するのがオススメです。また、雨季に訪れる際は、滝や小川の水かさが増して危険な場合があるので注意が必要です。

ウズングワ山塊国立公園のハイキング
ウズングワの森の中を流れる滝と小川

ウズングワ山塊国立公園には、サンジェの滝のトレイルの他にも1時間程度から数日かけて行う本格的なコースまで距離や難易度の異なる様々なハイキングトレイルが用意されています。

ベルンハルト王子の滝やサンジョの滝など往復1~2時間程度で気軽に訪れることのできる滝もあり、本格的なハイキングをしなくてもウズングワの自然を味わうことができます。一方、ムワニハナ・ピーク・トレイルは、ウズングワ山塊で2番目に高い標高2,080mのムワニハナ峰(Mwanihana Peak)を目指すコースです。往復38kmのこのコースは、2泊3日かけて行うのが一般的で、より本格的なハイキングを楽しみたい人にオススメです。ミオンボ森林から草原、竹林、山林、ヒース地帯など異なる植生エリアを通過するので多様な自然景観を楽しめます。ウズングワで最も長く難易度の高いのが、ルメモ・トレイル(Lumemo Trail)。このトレイルは、全長65kmあり、ムワニハナ・ピーク・トレイルと同じスタート地点から始まりますが、ムワニハナ峰へは向かわずに、途中からルメモ川沿いを進み、ウズングワの中心に向かって尾根を登っていきます。手付かずのワイルドな山道を5日間かけて歩くため、健脚な上級者向けのコースとなっています。

ウズングワ山塊国立公園は、あまり有名ではありませんが、隣接するミクミ国立公園やセルース猟獣保護区、ルアハ国立公園などタンザニア南部の国立公園を訪れるならぜひ合わせて立ち寄ってみて下さい。ゲームドライブだけでは味わえないタンザニアの新たな魅力を発見することができるでしょう。

ベストシーズン

ウズングワ山塊国立公園は、一年を通して観光できますが、乾季の6月~10月がベストシーズンです。標高が高い場所では朝晩は冷えるのでフリースなどがあると安心です。大雨季の3月~5月は、道路や山道が非常に滑りやすくなり、注意が必要です。


  • 現地
  • ドドマ
  • ダルエスサラーム
  • アルーシャ
  • ムワンザ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:-7.8459, 36.8808
  • 住所:Mkula, Tanzania
首都
ドドマ
面積
947,300 (km2)
人口
5,468万人 2018年
言語
スワヒリ語、英語
公用語
スワヒリ語、英語
通貨名
タンザニア・シリング 補助通貨はセント(1=100セント) ※本サイトではTZSと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Vodacom、Airtel、Tigo、Halotelなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ジュリウス・ニエレレ国際空港からウズングワ山塊国立公園】
車で5~6時間


最寄り空港詳細

  • ジュリウス・ニエレレ国際空港 (DAR)