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リトアニア

ヴィリニュス大聖堂

(Vilnius Cathedral)

概要

ヴィリニュス大聖堂は、リトアニアのカトリック教会の総本山で、1922年にローマ教皇によりバジリカの称号を与えらました。13世紀にリトアニアを統一したミンダウガス王により建てられた教会に起源を持ち、その後改築や再建が繰り返され、現在見られる正面に6本の円柱が並ぶ壮麗なネオクラシカル様式の建物になったのは18世紀のこと。大聖堂内部には、11の礼拝堂があり、特に華やかな漆喰装飾やフレスコ画に彩られた聖カジミエルの礼拝堂は必見です。大聖堂の前には、独立した高さ52mの鐘楼がそびえています。


営業時間:7:00-19:00
公式サイト:katedra.lt


見所ポイント

ヴィリニュスのシンボル「ヴィリニュス大聖堂」
ヴィリニュス大聖堂のファサード

ヴィリニュス大聖堂は、13世紀にリトアニアを統一したミンダウガス王が十字軍の圧力から逃れるために、キリスト教に改宗し、異教神殿の跡地に建てた教会が起源となっています。王の死後、元の神殿に戻されましたが、14世紀に再び教会が建設され、その後改築や再建が繰り返され、18世紀後半に現在見られる壮麗なネオクラシカル様式の建物になりました。

ソ連時代には、大聖堂は閉鎖され、絵画ギャラリーやコンサートホールとして使用されていましたが、1989年から再び教会として機能するようになりました。ユーロが導入される前のリトアニアの通貨リタスの紙幣にはヴィリニュス大聖堂が描かれていました。1993年には、第264代ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世がヴィリニュスを訪問した際にヴィリニュス大聖堂を訪れ、祈りを捧げました。

ヴィリニュス大聖堂の大きな特徴と言えるのが、正面のポーチを支えるギリシャ神殿を彷彿とさせる6本の円柱。屋根の上には、中央に十字架を持つ聖ヘレナ、その両脇に聖スタニスラウスと聖カジミエルの彫像が置かれています。これらの像はソ連時代には撤去されていましたが、リトアニア独立後、写真などの資料をもとに再び設置されました。ファサードの窪みには、両端に預言者アブラハムとモーセ、その間にマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4人の福音書記者の彫像があり、4人の彫像の上には、新約聖書の場面を描いた5つのレリーフが飾られています。さらにポーチの天井やペディメントにもびっしりとレリーフが施されています。

リトアニアの守護聖人カジミエルの礼拝堂
豪華な装飾が施された聖カジミエルの礼拝堂

大聖堂内部には、11の礼拝堂があり、その中でも特に見どころとなっているのがリトアニアの守護聖人となった聖カジミエルの礼拝堂。王室に生まれたカジミエルは、信仰に厚く、分別と公正さを兼ね備えた徳のある人物でしたが、若くして病に倒れ、死後聖人に列せられました。礼拝堂内は、大理石で覆われた壁に、正面の祭壇には聖カジミエルの遺骨が納められた棺と銀のケースに覆われた聖カジミエルの肖像画が祀られており、背後は聖母マリアや天使をかたどった漆喰装飾が施されています。聖カジミエルの肖像画には、3本の手が描かれており、ユリの花を持った右手が2本あります。伝説によると、この絵を描いた画家は、最初に描いた右手の構図が気に入らず、上から描き直ししました。しかし、最初に描いた右手が再び現れ、何度絵の具で塗り潰しても消すことができず、そのまま3本の手が残されたと言われています。この2本の右手は聖書の伝統において正義や寛容を意味し、奇跡を起こす力を持つとされる聖カジミエルの象徴となりました。祭壇の黒い大理石の柱には、聖カジミエルから受けた恩恵への感謝の印として信者からの奉納品が飾られています。この他にも聖カジミエルの死後の奇跡を描いた壁画、ドーム天井に描かれたフレスコ画や精緻な彫刻装飾も素晴らしく、目を見張るものがあります。聖カジミエルの命日である3月4日は、毎年多くの巡礼者が集まり、盛大に祝われます。

サピエガ・マドンナと地下墓地
大聖堂のインテリアと主祭壇

大聖堂内部は、ソ連時代に装飾品のほとんどが破壊されたまま復元されておらず、白を基調としたシンプルなインテリアです。柱や壁面には整然と絵画が飾られており、正面奥にある主祭壇には、聖スタニスラウスの殉教の絵画が祀られています。

大聖堂内のゴシュタウタス家の礼拝堂にある16世紀に描かれた絵画「サピエガ・マドンナ」も奇跡を起こす力があると信じられており、多くの信者が礼拝に訪れています。もともとは、ポーランド・リトアニア共和国の大貴族サピエガ家の霊廟として建設された聖ミカエル教会(現在の教会遺産博物館)に収められていたことからその名で呼ばれています。ソ連時代に被害を避けるためリトアニア美術館によりヴィリニュス大聖堂の屋根裏に保管され、1989年からヴィリニュス大聖堂で公開されるようになりました。サピエガ・マドンナの両脇には特別な恩恵を受けた人々が感謝の印として贈った奉納品が飾られています。

大聖堂の地下墓地には、リトアニア大公ヴィタウタスやアレクサンデルなどリトアニアとポーランドの歴代の君主とその妃、聖職者などの著名な人物が多く埋葬されています。1985年には、ここからリトアニアで最も古いフレスコ画とされる14世紀後半から15世紀初頭に描かれた「キリストの磔刑」が発見されました。この他、地下墓地では大聖堂の古い遺構も残っており、ガイドツアーで見学することができます。

ヴィリニュス大聖堂の鐘楼
大聖堂広場にそびえる鐘楼

大聖堂前の広場には、高さ52m(十字架を含めると57m)の独立した鐘楼がそびえており、ヴィリニュスのランドマークの一つとなっています。この鐘楼は、かつてヴィリニュス城の下の城の防衛塔だったものを改築したもので、19世紀初頭に現在の姿になりました。

鐘楼内部は、一般公開されており、見学することができます。鐘楼の下層部分は、中世の防衛塔だった部分で、壁の厚さは最大で4mあります。ここは、現在展示スペースとなっており、塔の構造や歴史に関するインタラクティブな展示を見ることができます。さらに階段を上っていくと鐘や1672年の設置されたヴィリニュスで最も古い時計の仕組みを見ることができます。高さ45m地点の最上階からは、ヴィリニュスの美しい町並みを見渡すことができます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
リトアニア首都 世界遺産ヴィリニュス市内半日ツアー<貸切/ヴィリニュス発>3時間

veltra.com

ベストシーズン

リトアニアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜遅くまで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続くので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ヴィリニュス
  • クライペダ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:54.6858, 25.2871
  • 住所:Šventaragio g. 1c, Vilnius 01143, Lithuania
首都
ヴィリニュス
面積
65,300 (km2)
人口
279万人 2018年
言語
リトアニア語
公用語
リトアニア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Tele2、Biteなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ヴィリニュス国際空港から市内】
<路線バス>
空港前のバス停から旧市街方面は88番(夜間は88N番)、中央駅は1、2番、市内中心部経由Fabijoniškės行きは3G番
所要時間:(市内中心部)20分前後
料金:1EUR


<空港バス(Airport Express)>
空港から中央駅までの直通バス
所要時間:約10分
料金:2EUR


<電車>
空港駅から中央駅まで運行
所要時間:8分
料金:0.70EUR


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)10~15分
目安料金:(市内中心部)10EUR前後


【ヴィリニュス市内のアクセス】
バス停「ミンダウガス橋(Karaliaus Mindaugo tiltas)」から徒歩5分


(2019年9月現在)


最寄り空港詳細

  • ヴィリニュス国際空港 (VNO)