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リトアニア

ヴィリニュス歴史地区(旧市街)

(Vilnius Historic Centre)

概要

ヴィリニュスの旧市街は、リトアニア大公国の首都が置かれた14世紀からその後18世紀にかけて形成されました。町の名前の由来となったヴィルナ川とネリス川の合流点にあるゲディミナスの丘を中心に広がっており、ゴシック様式やルネサンス様式、バロック様式などの多様な建造物があります。1994年には旧市街全体が「ヴィリニュス歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されました。第2次世界大戦で甚大な被害に遭いましたが、戦後修復が行われ、現在はかつての姿を取り戻しています。


見所ポイント

激動の歴史を見守ってきたヴィリニュスの旧市街
旧市街の中心部にある市庁舎広場

ヴィリニュスの町の創設の起源は、14世紀にまで遡ります。リトアニア大公ゲディミナスが、トラカイから遷都し、ヴィルナ川とネリス川の合流点にある丘の上に城塞(ゲディミナス城)を築いたの始まりです。2つの航行可能な河川と周囲を森林や湿地に囲まれたヴィリニュスは、国の統治と防衛に適しており、16世紀には、町を取り囲む城壁が築かれました。現在でこそヴィリニュスはリトアニアの南東の地理的に偏った場所に位置していますが、かつて広大な領土を有していたリトアニア大公国の時代には国土の中央に位置していました。17世紀以降は、度重なる侵略や戦争、火災により苦難の時代が続きましたが、現在でも中世の典型的な放射状の都市設計、入り組んだ細い路地、さらに自然景観と様々な様式の建造物が調和した美しい町並みが保存されています。特に教会建築の多様性は、特筆すべきものがあります。

ヴィリニュスの創設の起源となったゲディミナスの丘
ゲディミナスの丘と塔

14世紀に丘の上に建設されたゲディミナス城は、15世紀初頭に火災で焼失し、レンガ造りで再建されました。17世紀以降は次第に政治的重要性を失い、戦争や火災の後も修復されず荒廃していきました。19世紀のロシア帝国時代には、城の一部の遺跡と西側の監視塔を残し、要塞の大部分が撤去されました。第2次世界大戦で西塔は大きな被害を受けましたが、戦後修復が行われ、現在は歴史博物館として内部が一般公開されています。さらに塔の屋上の展望台からは、ヴィリニュスの町並みを360度見晴らすことができます。ゲディミナスの丘の上までは、徒歩もしくは北側の丘の麓からケーブルカーでアクセスすることができます。

ヴィリニュスのシンボル「ヴィリニュス大聖堂」
ヴィリニュス大聖堂と鐘楼

リトアニアのカトリック教会の総本山であるヴィリニュス大聖堂は、1922年にローマ教皇によりバジリカの称号を与えらました。

もとは、13世紀に建てられた教会に起源を持ち、その後改築や再建が繰り返され、現在見られる壮麗なネオクラシカル様式の建物になったのは18世紀のこと。正面には、ギリシャ神殿を彷彿とさせる6本の円柱が並び、屋根の上には、中央に聖ヘレナ、その両脇に聖スタニスラウスと聖カジミエルの像が置かれています。これらの像はソ連時代には撤去されていましたが、リトアニア独立後、再び設置されました。

大聖堂内部には、11の礼拝堂があり、特に見どころとなっているのが聖カジミエルの礼拝堂。礼拝堂内は、大理石で覆われた壁に、正面の祭壇には聖カジミエルの遺骨が納められた棺と3つの手が描かれた聖カジミエルの肖像画が祀られています。壁やドーム天井に描かれたフレスコ画や精緻な彫刻装飾も素晴らしく、見応えがあります。大聖堂の地下墓地には、リトアニアとポーランドの歴代の君主や歴史上の著名な人物が多く埋葬されています。

大聖堂前の広場には、高さ52mの鐘楼がそびえています。鐘楼は階段で上ることができ、最上階からはヴィリニュスの旧市街を見渡すことができます。また、途中で展示スペースのほか、鐘や古い時計の仕組みも見ることができます。

参拝者が絶えない夜明けの門
2階に礼拝堂がある夜明けの門

夜明けの門は、1503年から1522年にかけて建設されたヴィリニュスの城壁にあった最初の5つの門のうち唯一現存する門です。かつては、メディニンカイへ通じる道に建てられた門だったためメディニンカイ門と呼ばれていました。17世紀には、外的から町を守り、旅人を守護するためにカルメル会の修道士により門の上に礼拝堂が建設されました。礼拝堂内部には、奇跡を起こす力があると信じられている聖母マリアのイコンが祀られています。このイコンは、「ヴィリニュスのマドンナ」とも呼ばれ、リトアニアのみならず世界的にも有名で、他の国の多くの教会でもこの絵の複製が置かれています。現在も宗派を越えて礼拝に訪れる人々が後を絶たず、ヴィリニュスで最も訪問者が多い場所の一つです。1993年には、第264代ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世がリトアニアを訪問した際にここで祈りを捧げました。

夜明けの門のすぐ近くにある聖テレサ教会は、17世紀半ばにカルメル会により建てられた初期バロック様式の華やかな教会です。レンガ造りが主流だったこの時代に花崗岩や大理石など高価な建材がふんだんに使用されました。18世紀後半に制作された華やかなインテリアは必見で、特に主祭壇はリトアニアで最も素晴らしい祭壇の一つとされています。

リトアニアの後期ゴシック様式の最高傑作「聖アンナ教会」
聖アンナ教会と鐘楼

聖アンナ教会は、1495年から1500年にかけて建設されたカトリックの教会です。長い歴史の中で幾多の戦禍をくぐり抜け、現在も創建当時の外観をほぼ留めているという点で、ヴィリニュスの旧市街の中でも貴重な建築物の一つです。フランボワイアン様式の華やかなファサードは、33種類の異なる形のレンガを組み合わせて直線と曲線が見事に表現されており、リトアニアの後期ゴシック様式の最高傑作と称されています。そのあまりの美しさは、かのナポレオンをも魅了しました。伝説によると、ナポレオンは、1812年のロシア遠征の途中でこの教会を目にして、「手の平に乗せてパリに持ち帰りたい」と語ったと言われています。教会内部は、白を基調とした明るいインテリアで、レンガで描いた優美な曲線が美しいヴォールト天井や鮮やかなステンドグラスが印象的です。

400年以上の歴史を持つヴィリニュス大学
ヴィリニュス大学キャンパス内にある聖ヨハネ教会

ヴィリニュス大学は、1579年に創建された中央ヨーロッパで3番目に古い歴史を持つ大学です。ロシア帝国時代には、ロシアに対する抵抗運動の本拠地となり、19世紀から20世紀にかけて閉鎖されたり、その後の第2次世界大戦中にも学生や教員が逮捕されるなどの混乱期もありましたが、現在は、2万人以上の学生が学ぶ総合大学として活気を取り戻しています。

ヴィリニュス旧市街にあるメインキャンパスは、4つの通りに囲まれた敷地にゴシック様式やバロック様式、ルネサンス様式、古典様式など時代毎の異なる建築様式の13の建物と大きさや形の異なる13の中庭があります。華やかなフレスコ画や装飾で覆われたホール、聖ヨハネ教会、中庭などが観光客向けに一般公開されています。鐘楼にはエレベーターで上がることができ、展望台から旧市街を見渡すことができます。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
リトアニア首都 世界遺産ヴィリニュス市内半日ツアー<貸切/ヴィリニュス発>3時間

veltra.com

【プライベートツアー】ユダヤ文化を巡る 世界遺産ヴィリニュス半日観光<ガイド貸切/午前or午後/ヴィリニュス発>2.5時間

veltra.com

ベストシーズン

リトアニアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜遅くまで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続くので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ヴィリニュス
  • クライペダ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:54.6784, 25.2875
  • 住所:Didžioji g. 28-20, Vilnius 01128, Lithuania
首都
ヴィリニュス
面積
65,300 (km2)
人口
279万人 2018年
言語
リトアニア語
公用語
リトアニア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Tele2、Biteなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ヴィリニュス国際空港から市内】
<路線バス>
空港前のバス停から旧市街方面は88番(夜間は88N番)、中央駅は1、2番、市内中心部経由Fabijoniškės行きは3G番
所要時間:(市内中心部)20分前後
料金:1EUR


<空港バス(Airport Express)>
空港から中央駅までの直通バス
所要時間:約10分
料金:2EUR


<電車>
空港駅から中央駅まで運行
所要時間:8分
料金:0.70EUR


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)10~15分
目安料金:(市内中心部)10EUR前後


(2019年9月現在)


最寄り空港詳細

  • ヴィリニュス国際空港 (VNO)