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リトアニア

ヴィリニュス大学

(Vilnius University)

概要

リトアニアの最高学府であるヴィリニュス大学は、1579年に創建された中央ヨーロッパで3番目に古い歴史を持つ大学です。現在も2万人以上の学生が学ぶ総合大学で、ヴィリニュス旧市街にあるメインキャンパスには、ゴシック様式やバロック様式、ルネサンス様式、古典様式など時代毎の異なる建築様式の13の建物と大きさや形の異なる13の中庭があります。その中で、華やかなフレスコ画や装飾で覆われたホールや聖ヨハネ教会、中庭などの一部が観光客向けに一般公開されています。


(建築アンサンブル)
営業時間:(3月-10月)9:00-18:00(11月-2月)9:30-17:30
休業日:日曜、祝日
料金:(大人)1.5EUR(子供・学生)0.5EUR
(鐘楼)
営業時間(5月-9月)10:00-19:00(チケット販売は18:30)
※10月-4月は閉鎖
料金:(大人)4EUR(子供・学生)1.5EUR
公式サイト:(大学博物館)muziejus.vu.lt(ヴィリニュス大学)vu.lt
(2019年10月現在)


見所ポイント

激動の歴史を見守ってきたヴィリニュス大学
最も大きい中庭のグレート・コートヤード

ヴィリニュス大学は、1570年にイエズス会により設立された高等学校が前身で、1579年にポーランド王兼リトアニア大公のステファン・バートリにより大学に昇格されたの始まりです。当時は、ヨーロッパ各地から科学者が集められ、17世紀まで目覚ましい発展を続けました。17世紀後半から大洪水時代と呼ばれる戦乱の時代になると一時衰退しましたが、18世紀半ばに再び復活の動きが高まり、第3次ポーランド分割の後、ロシア帝国領となった19世紀初頭にはヨーロッパ最大規模の大学の一つになりました。しかし、その後すぐにロシアに対する抵抗運動の本拠地となり、19世紀から20世紀にかけて閉鎖されたり、第2次世界大戦中にも学生や教員が逮捕されるなどの混乱の時代が続きました。戦後の抑圧されたソ連政権下でも大学としての発展は続き、リトアニア独立後は自由を取り戻し、現在は2万人以上の学生が在籍する総合大学として活気を取り戻しています。

大学キャンパスにある聖ヨハネ教会と鐘楼
聖ヨハネ教会内部

ヴィリニュス旧市街にあるメインキャンパスは、13の建物があり、歴史学部、文献学部、哲学部、外国語研究所、大学図書館、学長室などに利用されています。現在、キャンパスの一部は、一般開放されており、大学関係者でなくても見学することができます。

メインキャンパスの最も大きい中庭(グレート・コートヤード)に面して建つ聖ヨハネ教会は、ヴィリニュス大学で最も美しい建物の一つ。聖ヨハネ教会の歴史は古く、1426年にまで遡ります。1571年にイエズス会の所有となり、その後大学施設の一部に組み込まれました。現在見られるバロック様式の建物は、18世紀に再建されたもの。聖ヨハネ教会は、礼拝の場だけでなく、王の記念式典、学生の抗議活動、演劇など様々な歴史を見守ってきました。ソ連時代には、教会は閉鎖され、倉庫や博物館として転用されていましたが、リトアニア独立後は再び教会として機能しています。主祭壇は、バロック様式の豪華な彫刻装飾が天井までびっしりと施されており、ステンドグラスを通して差し込むカラフルな光に照らさられると、より一層荘厳な雰囲気に包まれます。

聖ヨハネ教会の隣には高さ68mの独立した鐘楼があります。この鐘楼の上部は展望台となっており、夏季はエレベーターで上がることができます。展望台からはヴィリニュスの旧市街を見渡すことができます。

文献学部のホールと大学書店
フレスコ画「四季」が描かれた文献学部のホール

グレート・コートヤードの東側には、17世紀にヨーロッパで活躍した詩人マチェイ・カジミェシュ・サルビエフスキー(Maciej Kazimierz Sarbiewski)の名前を冠した中庭があります。この中庭に面して建つ東側の文献学部の建物の2階のホールのフレスコ画も見どころの一つ。このフレスコ画は、1976年から1985年にかけて描かれたリトアニアの神話をテーマにした「四季」と題された独創的な作品で、じっくり見入ってしまう不思議な魅力があります。また、1階にある書店「Littera」は、天井にびっしりとフレスコ画が描かれた、バロック様式の構造とアーチの美しいインテリアで知られており、地元の人々や観光客にも人気のスポットです。店内には、書籍の他、ポストカードや文房具、土産物などもあり、お土産探しに立ち寄ってみるのもオススメ。

貴重な書物や資料が数多く残る大学図書館
貴重な古書が残る図書館の1階のホール

図書館の正面玄関がある図書館の中庭は、ヴィリニュス大学の中でも最も歴史の古い場所の一つ。現在は、ユニバーシテート通り(Universiteto Gatvė)に面していますが、かつては通りから隔離された閉ざされた空間でした。彫刻装飾が施された図書館の青銅製の扉は、初めてリトアニア語で出版された書物の450周年を記念して1996年に設置されたものです。3階建ての図書館の1階にあるネオクラシカル様式のホールは、19世紀に制作された装飾や家具が残っており、美しく見応えがあります。ここは、大学創設当時はイエズス会の食堂だった場所で、部屋の構造自体は17世紀から変わっていません。リトアニア語で印刷された最古の本や天文学者コペルニクスの「天体の回転について」の初版本をはじめ、15世紀から20世紀までの歴史的価値の高い貴重な古書が数多く収められています。2階の文献学部の読書室の東側の壁には、18世紀に描かれた窓のだまし絵のフレスコ画が残っています。バロック装飾が施されたヨアヒム・レレヴェル・ホール(Joachim Lelewel Hall)は、17世紀末まではイエズス会の礼拝堂として使用されていました。ヨアヒム・レレヴェルは、19世紀に歴史家や政治家として活躍した人物で、ヴィリニュス大学でも教鞭を執っていました。現在、このホールにはレレヴェルの書物や彼に関連する品々が多数収められています。

リトアニア初の天文台
天文台の中庭と旧天文台

図書館の中庭の南側に建つ旧天文台は、1753年にヨーロッパで4番目、ポーランド・リトアニア共和国では初めて設立された天文台です。旧天文台は、ロシア帝国時代の1882年に閉鎖され、天文機器の多くがロシア帝国内の博物館や大学施設に持ち去られてしまいました。旧天文台のホワイト・ホールには、望遠鏡や地球儀など歴史的な天文機器や資料が展示されています。天文台の塔の上からは、大学の中庭やヴィリニュスの市街地が見渡せます。旧天文台の南側の中庭は、植物が植えられており、緑が多くのんびりとした雰囲気が漂っています。旧天文台は、現在、図書館の一部となっています。図書館や旧天文台の各種ホール、大学構内の見どころを網羅したガイドツアーも用意されています(要事前予約)。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
リトアニア首都 世界遺産ヴィリニュス市内半日ツアー<貸切/ヴィリニュス発>3時間

veltra.com

ベストシーズン

リトアニアには四季があり、観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい夏の6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜遅くまで明るいので、観光に十分な時間をとることができます。ただし朝晩は気温が下がるので、長袖の羽織りものがあった方がよいでしょう。メキシコ湾流の影響で高緯度の割には温暖ですが、冬は日照時間が短く、寒い日が続くので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ヴィリニュス
  • クライペダ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:54.6827, 25.2868
  • 住所:Universiteto g. 3, Vilnius 01131, Lithuania
首都
ヴィリニュス
面積
65,300 (km2)
人口
279万人 2018年
言語
リトアニア語
公用語
リトアニア語
通貨名
ユーロ 補助通貨はセント ※本サイトではEURと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Telia、Tele2、Biteなど
最寄り空港からのアクセス方法

【ヴィリニュス国際空港から市内】
<路線バス>
空港前のバス停から旧市街方面は88番(夜間は88N番)、中央駅は1、2番、市内中心部経由Fabijoniškės行きは3G番
所要時間:(市内中心部)20分前後
料金:1EUR


<空港バス(Airport Express)>
空港から中央駅までの直通バス
所要時間:約10分
料金:2EUR


<電車>
空港駅から中央駅まで運行
所要時間:8分
料金:0.70EUR


<タクシー>
所要時間:(市内中心部)10~15分
目安料金:(市内中心部)10EUR前後


【ヴィリニュス市内のアクセス】
バス停「ミンダウガス橋(Karaliaus Mindaugo tiltas)」から徒歩10分


(2019年9月現在)


最寄り空港詳細

  • ヴィリニュス国際空港 (VNO)