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ポーランド

ヴィラヌフ宮殿

(Wilanów Palace)

概要

ワルシャワ郊外にあるヴィラヌフ宮殿は、17世紀にポーランド王ヤン3世ソビエスキの夏の宮殿として建設されました。その美しい佇まいは、ポーランドのベルサイユ宮殿と称されることもあります。現在は、博物館として一般公開されており、ヤン3世や王妃の使用していた部屋、ギャラリー、ホールなど豪華な調度品や美術品が並ぶいくつもの部屋を見学することができます。宮殿の周りに広がる様々な様式の優美な庭園も見所となっています。


営業時間:9:30-16:00(夏季の月・水・土・日は18:00まで)※公園は年中無休(9:00-日没まで)
休業日:グッドフライデー、聖土曜日、イースター、聖体の祝日、8/15、11/1 、冬季の火曜日
※2019年の11/1−30は特別休業 (詳細はHP参照)
料金:20PLN
公式サイト:wilanow-palac.pl
(2019年4月現在)


見所ポイント

ヴィラヌフ宮殿の歴史
庭園側から見たヴィラヌフ宮殿

17世紀後半、当時の国王ヤン3世ソビエスキは、王宮のあるワルシャワの都会の喧騒から離れた静かな土地を探していたところ、ワルシャワ中心部から南に約10kmの郊外に位置する自然豊かな土地を見つけ、夏の宮殿としてヴィラヌフ宮殿を建てました。ヤン3世は、豊かな自然に囲まれたヴィラヌフ宮殿をとても気に入り、心臓発作で苦しんだ晩年は、この宮殿で半隠棲状態の生活を送りました。1696年のヤン3世の死後、宮殿の所有者は何度か入れ替わり、バロック様式の宮殿は、その時代の流行のスタイルを取り入れながら増改築が繰り返され、現在見られる宮殿の姿へとなりました。ポーランドが3国に分割された後、ヴィラヌフ宮殿と膨大な美術コレクションは、当時の所有者だったスタニスワフ・コストカ・ポトツキとアレクサンドラ夫妻により、1805年からワルシャワ初の博物館として公開されるようになりました。

第2次世界大戦中にワルシャワの大部分は壊滅的に破壊されましたが、ヴィラヌフ宮殿はコレクションの盗難被害には遭ったものの建物は奇跡的に戦火を免れました。戦後の修復を経て、現在は再び博物館として一般公開されています。

ヴィラヌフ宮殿へは、ワルシャワ市内中心部からヴィラヌフ行きのバスで30分ほど。宮殿の敷地には、美しく手入れされた庭園や緑豊かな公園が広がっており、都会の喧騒から離れて優雅なひと時を過ごすことができます。

豪華な調度品で彩られた宮殿内部
優雅な雰囲気が漂う王妃の寝室

現在見られる宮殿は、18世紀に増改築されたものですが、17世紀のヤン3世の時代の部屋が保存されており、ポーランドの華やかなバロック文化や王室の暮らしぶりを垣間見ることができます。建物は、青空に映えるイエローの格調高い優美な外観で、壁面や屋根の上には美しい彫刻装飾が施されています。宮殿内部は、1階と2階に分かれており、それぞれの部屋で雰囲気が異なり、見ていて飽きることがありません。ヤン3世の時代からヨーロッパをはじめ世界各地から収集された絵画や陶器、彫刻、家具、調度品など膨大な数のコレクションが展示されており、豪華な宮殿内部はどこを見渡しても、ため息ものの美しさ。宮殿の中心部にあるヤン3世と王妃マリーの部屋は、この宮殿で最も古い部分で、大きな見どころとなっています。特に王の居室は、王の威厳を感じさせる豪華で重厚なインテリア。一方で王妃の寝室は、女性らしい優美さと華やかさが感じられ、その対比も楽しみの一つです。

中央の建物の両側にある南北の棟は、18世紀に増築された部分で、ヤン3世以降の所有者の居住エリアだった場所です。ギャラリーの天井に描かれたフィレンツェの芸術家による美しいフレスコ画も見応えがあります。19世紀に流行した東洋趣味のインテリアを再現した中国の間は、陶器や家具など東洋の品々で埋め尽くされています。この他にも16世紀から19世紀にかけてのポーランドの貴族や有力者たちの肖像画がびっしりと飾られた肖像画ギャラリーやアンティーク品が飾られた部屋などを見ることができます。

季節の花々が咲き誇るバロック庭園
下側のバロック庭園と高い木々に覆われたボスケ

ヴィラヌフ宮殿は、45ヘクタールにも及ぶ広大な敷地の中心にあり、宮殿を囲うようにバロック庭園、ネオ・ルネサンス様式のローズガーデン、古典的なイギリス式庭園、自然の景観を生かしたイギリス・中国式の公園といった様々な様式の異なる広大な庭園で構成されています。

宮殿の裏側の2階層に渡りシンメトリーに区画整備されたバロック庭園には、季節の花々が植えられており、特にカラフルな花々が咲き誇る春から夏にかけては美しい景観を見ることができます。庭園内の至るところに彫刻が置かれており、それらを見て回るのも面白いです。バロック庭園に隣接する(南棟の横)ローズガーデンは、19世紀に造園されたもので、中央には少年と白鳥の彫像が飾られた噴水があります。開花シーズンにはバラの芳潤な香りが充満しています。

下側のバロック庭園の東側にはボスケ(背の高い刈り込んだ木々で周囲を覆ったスペース)があり、木立を抜けるとその先にはヴィラヌフ湖が広がっています。湖では、手漕ぎのボートの貸し出しも行っており、晴れた日にはのんびりとボートで湖を巡るのもオススメ。ボスケには遊歩道が敷かれており、夏季は緑が生い茂る木々のトンネルとなり、静かな森の中に迷い込んだような気分を味わえます。

自然溢れるヴィラヌフ宮殿の敷地内
公園内にあるポトツキ家の霊廟

宮殿とバロック庭園は、必見のスポットですが、時間が許せばその他の公園内もゆっくり見て回りたいところ。宮殿の正面に広がる公園内には、この宮殿を博物館として初めて公開したスタニスワフ・コストカ・ポトツキとアレクサンドラ夫妻のネオ・ゴシック様式の彫刻が施された立派な霊廟があります。スタニスワフ・コストカ・ポトツキは、当時の貴族で政治家としても活躍した人物で、さらに芸術にも造詣が深く、芸術のパトロンや美術収集家でもありました。

広大な敷地の南と北には、自然の地形を生かした景観の広大な公園が広がっていて、リスなどの小動物にも出会えます。ヴィラヌフ湖沿いを北に進むと中国風の東屋や橋があり、エキゾチックな雰囲気が感じられます。豊かな緑地が広がる公園内を散策していると、ヤン3世が心安ぐこの場所を夏の宮殿に選び、愛した理由がよくわかります。

おすすめのツアー・アクティビティ

ツアー・アクティビティ名 所要時間 詳細
ワルシャワ市内終日観光ツアー ワルシャワ旧市街・聖十字架教会・旧ユダヤ人地区など<貸切/日本語>8時間

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ワルシャワの見所を効率良く!3時間で巡るワルシャワ・ハイライト観光ツアー<午前 or 午後/英語ガイド/往復送迎付き/ワルシャワ発>3〜4時間

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【プライベートツアー】ワルシャワ市内半日観光 ワルシャワ旧市街・聖十字架教会など<午前・午後/ガイド貸切/日本語/ワルシャワ発>4時間

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ベストシーズン

ワルシャワは、大陸性気候で、四季があります。観光のベストシーズンは、最も過ごしやすい6月~8月です。夏季は日照時間が長く、夜9時頃まで明るいので観光に十分時間を取ることができます。ただし夏でも朝晩は冷えるので長袖の羽織ものがあった方がよいでしょう。一方、冬は日照時間が短くなり、厳しい寒さとなるので防寒対策は万全に。


  • 現地
  • ワルシャワ
  • クラクフ
天気予取得中...
天気予取得中...
天気予取得中...
  • 緯度・経度:52.1652, 21.0905
  • 住所:Stanisława Kostki Potockiego 10/16, 02-958 Warszawa, Poland
首都
ワルシャワ
面積
312,685 (km2)
人口
3,797万人 2017年
言語
ポーランド語
公用語
ポーランド語
通貨名
ズウォティ 補助通貨はグロシュ ※本サイトではPLNと表示
通貨レート情報取得中...
携帯会社SIM
Play、Orange、Plus、T-Mobile
最寄り空港からのアクセス方法

【ワルシャワ・ショパン空港から市内】
<電車>
S2、S3(SKM社)、RL(KM社)が市内中心部まで運行
所要時間:(ワルシャワ中央駅)20分
料金:4.4PLN


<バス>
(中央駅)
175番バス
所要時間:約20~30分
料金:4.4PLN


<タクシー>
メーター制
所要時間:(市内中心部)20~30分
目安料金:40PLN前後


【ワルシャワ市内からのアクセス】
旧市街方面から116、180番バス、ワルシャワ中央駅から519番バスでWilanów下車→徒歩5分


(2019年4月現在)


最寄り空港詳細

  • ワルシャワ・ショパン空港 (WAW)